知れば見えてくる土地価格
土地価格を知るために、公式に発表されているソースは、なぜあんなにわかり
にくいのでしょうか?
ひとつは「土地価格」を算出する目的がそれぞれ違うので、それに即した機関
から別々の価格が発表されてしまうことにあるように思います。
固定資産税のための評価額、相続のための路線価、自宅や実家が載っていない
こともふつうの公示地価などをばらばらに見ながら、売却のための土地価格を
知ろうとしても、正確な価格はわからないばかりか、混乱を招いてしまいます。
目的によって、これらのソースを考慮するわけですが、では実際の売却のため
の価格はどのように設定されているのでしょうか。
一物四価(いちぶつよんか)といわれるこの日本の土地価格設定方法。
実際は不動産の取引は売り手の事情、売り抜けたいタイミングと、買い手側の
安く買いたい、高くても買うというような需要と供給のバランスや、土地の立
地条件、条件が重なって決まるものです。
少しでも高額で売りたいという売り手、しかしながら資金面などの事情で、ど
うしてもこの期間内に処分したいというタイミング、少しでも安く買いたいと
いう買い手、若干値段が上がっても、この立地、このサイズの土地が必要とい
うような買い手との間での、商談の成立が土地の売却です。
取引金額の目安は、同地域、同条件化の近々の実際の取引価格をかんがみるの
が、一番正確な情報ということになります。